Google Play Musicを追いやられてYoutube Musicを使い始めるメモ

既報のとおり、まもなくGoogle Play Musicがサービス終了する。

あんどろいだーでCDリッピング勢だった自分は、長らくGoogle Play Musicにお世話になっていたが、離れざるを得ないときが来てしまった。

で、代替として提示されたYoutubeMusicが使いにくいのなんの。

ということで、気になる仕様を以下に箇条書きにしておく。

Google Play Music からの引っ越し関連

• Google Play Musicと同一GoogleアカウントのYoutube Musicになら、オートで引っ越し可能。
• 別Googleアカウントへは、一旦Google Takeoutで全曲をダウンロードしてから、手動でアップロードすることになる。
  • この場合、当たり前だがプレイリストや評価は引き継がれないため、改めて作り直すこと。
• なお、そのGoogleアカウントでYoutubeチャンネルを作っていないとサービス利用不可。
  先に動画サイトのYoutubeでチャンネルを作っておくこと。
  • ちなみにブランドアカウントでの利用は不可。アカウントに紐付いたチャンネルのみ。
• Youtube Musicのアップロード上限は10万曲。Google Play Musicの上限は5万曲なので、理論上は全曲引っ越し可能。

課金関係

• Apple MusicとかSpotifyとかと同じノリのサービスであるからして、課金プラン（Youtube Music Premium）がある。
  • ちなみにYoutube Premiumに入っている人は自動的にYoutube Music Premiumにも入っていることになるのでオトク。
• 無料ユーザーはストリーミング配信の曲を聞く時に広告が入ったりする
• ただし、ユーザーがアップロードした曲は無料でも広告は入らないし、選曲も自由。

アップロード関係

• Google Play Musicには「Music Manager」というデスクトップアプリケーションが存在したが、Youtube Musicには存在しない
• それゆえ、音楽ファイルのアップロードは、Youtube Musicをブラウザで開いてD&Dする、という極めてシンプルな手段のみ
• 同一の曲をアップロードすると自動的に上書き扱いになる
  • 厳密に一致判定をしているらしく、同一の曲もアップロードはされる
    ＝「一度アップした曲もまとめてアップロードして時間節約」とはならない

ライブラリ関係

• 「曲を全削除する」機能はどこにも存在しない
  • 強いて言うならYoutubeチャンネル爆破すれば可能かもしれないが、Musicだけでなく動画サイト側にも影響が及ぶので…
  • 曲を消したいときは、ちまちま1つずつ右クリック→削除。
    アルバム単位で削除は可能なので、そっちから削除すればまだ現実的な手間数で全削除できる。
• というか「複数の曲を選択する」という概念がない
  • Google Play Musicにも無かった気がする
• 「曲やアルバムの情報を編集する」という概念がない
  • 曲名はもちろん、アルバム名やジャンル、ジャケット写真など、すべてアップロード時点のものから変更不可。
    変えたければMP3のタグを変えて再アップロードすること。

検索関係

• 検索性能はさすがGoogle、ちょっとタイポしても「次の検索結果を表示しています：」で意図した検索結果が出てくる。（良い悪いはあるがそれはGoogle側の問題なので気にしない）
• ただアップロードした曲ではなくストリーミング側が優先して検索されるのは不便。
  PC版なら検索のたびにタブを切り替えないと、アップロード曲の中に該当曲があるかどうかが分からない。
  • 設計上、ストリーミング曲＞＞＞＞アップロード曲という扱いになっているのだろう

思いついたら増えていきます…